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V140の開発完了しました <(_ _)>

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みなさま、ご無沙汰しております(^^ゞ
ブログ開設以来、初の2ヶ月放置となってしまいました・・・( ̄□||||
 
SP-TDCV140は、1月末出荷目前で根本的な問題が発生し、
2ヶ月もの納期遅れをおこしてしまい、大変申し訳なく思っております<(_ _)>
 
度重なる納期遅延連絡にも、「妥協せず、良い物を作ってください!」というあたたかいお声を多数頂き、
本当にありがたく思います。
 
みなさまのおかげで、昨日、ようやくV140の開発が完了いたしました。
多大なご迷惑とご心配をおかけし、本当に申し訳ありませんでした<(_ _)>
これから量産体制に入りますので、なるべく早くお届けできるように頑張ります。
 
また、V120の修理のお客様にもお待ち頂きましたが、そちらも順次作業していきます。
日程につきましては、近日中に個別にメールいたします。
 
まだまだ色んなことに手がまわらないのですが、V140の詳細等は、
来週からの順次アップしていきたいと思います。
 
まずは、この2ヶ月の概要だけでもご報告したいと思います。
 
V140で、V120から大きく変わる点は、CPUの32bit化、Bluetooth接続、Andoroidタブレットでの
セッティングでした。
どれも初の試みだったんですが、一番問題だったのはBluetooth接続とAndroidアプリでした。
 
Bluetooth接続には、接続するためのソフト(ドライバー)が必要で、
当初は、社外のソフトを使用する予定でした。
ところが、実際に接続してみると、SP-TDCのスピードに耐えられず通信エラーの嵐( ̄□||||ガーン!!
急遽、他のソフトを色々試したんですが、どれも高速で回るエンジンの情報を送るには役不足でした。
 
まさかBluetoothにこんな問題があるとは・・・
調べてみても、Bluetooth通信はよく途切れるというような情報ばかりでした。
 
とても使用にたえるものではないので、自社開発することにしました。
これが一番の遅れた原因です。
Bluetooth通信そのものが途切れるのはどうにもできませんが、使用にたえる状態までにはもっていけました。
 
さらに難解だったのがAndroidです。
i phone でも似たような感じらしいのですが、パソコンのような明確なアプリの終了がない・・・
パソコンソフトに慣れていたので、マジか┗( ̄□ ̄||)┛ って思いました。
 
Androidタブレットだと、アプリの終わらせ方がなんかはっきりしないのは当然知ってましたが、
アプリを作ってみれば終了の仕組みはわかるだろうと思っていました。
ところが、Androidではアプリ側ではアプリの終了は管理できない・・・ っていうかそういう概念がない。
 
例えば、BluetoothでSP-TDCに接続したままアプリを強制終了させてしまうと
AndroidアプリもSP-TDCも通信を終了したことがわからず、ちゃんとした切断ができないのです。
そうすると、再起動しないかぎり次回接続することができなくなってしまうのです。
 
これはAndroidの仕様なのでどうすることもできないんですが、なるべく通信が途切れず使いやすくするのに
難儀しました。
 
他にも細かく マジか┗( ̄□ ̄||)┛ なんでだよ( ̄□||||ガーン!! ってことが多々ありました。
プログラム制作を30年近くやってきましたが、こんなに先の見えない開発は初めてでした。
あまりの事態に、メールの返信すらままならなくなり、何度も返金して開発を中止しようかと思いました。
 
でも、みなさんの「良い物作ってください!」という言葉にささえられ、なんとか乗り切ることができました。
おかげさまで良いV140に仕上がったと思います(^^)
 
これからなるべく早く通常モードに戻していきます♪
 
本当にご心配をおかけしました<(_ _)>
そして、ありがとうございました(^^)
 

お待たせしました♪ これがSP-TDC V140です(^^)v

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散々お待たせしてしまったV140ですが、ようやくお披露目できるまでになりました♪
本当は開発の様子を随時アップしたかったんだけど、そんな余裕すらない開発でした orz
 
それでは♪ まずは本体内部からご紹介しましょう(^^)
 
上がメインユニット、下がインジェクション制御ユニットです。
イメージ 1
ケースが小さくなったんで、メインユニットは2層構造です。
小さくはなりましたが、点火回路は今まで通り3回路まで対応で、
MOS-FETも超オーバースペック150Wは死守しましたよ(^^)v
 
手前のインジェクションユニットは、インジェクタ×6、燃料ポンプ×1まで対応です。
 
基板からのびてるカラフルな配線はデバッグ用なので、製品にはつきません。
 
メインユニットのメイン基板はこんな感じです。
イメージ 8
左のPICがBluetooth通信担当で、真ん中のPICがメインCPUです。
小さくなったんで もうパンパンです(笑
チップ部品使ったりすればもっと小さくできますが、そうすると修理はきかなくなるので
これが修理可能な限界って感じです。
 
で、問題の大きさは、V120と比較するとこんな感じです。
イメージ 9
V120のコントローラーと同じくらいの大きさで、厚さが2倍って感じです。
点火だけなら左上のメインユニットだけす。
本体はかなり小さくなりましたよ(^^)
 
さて次はアンドロイドタブレットのアプリですが、全機能を紹介したらマニュアルになっちゃうので
ここでは概要だけってことで(^^ゞ
 
まず、起動するとこんな画面になります。
イメージ 10
左がタコメーター、右がエンジン負荷のメーターです。
真ん中に色んな数値をデジタル表示しますよ。
 
んで、Bluetoothで接続するとパッと電気が点く感じで♪
イメージ 11
 
エンジン負荷(バキュームセンサー)が大きなアナログメーターになったんで
アクセル開度とどう違うのか、体感しやすくなったと思います。
このメーターの動きを体感すると、各種の補正が全くなくてもインジェクション制御できることが
お解りいただけると思います(^^)
 
それから、問題のオンビートセッティングですが、コントローラーが無くなるので
どうしようか一番悩んだところです。
イメージ 12
左右のでっかい四角がセッティングボタンです。
アンドロイドらしくスライドバーにしようと思ったけど、あまりに操作性が悪く、
シビアなセッティングはできそうもないので、オーソドックスなボタンにしました。
 
タッチパネルだから良く見てないとどこを押してるのかわかりません。
なので、画面の1/3の巨大ボタンにしてみました。
 
こちらが初期設定画面。
イメージ 2
回転数のセッティングポイントは20点の自由設定です。
必要なところは100rpm毎でもいくらでも細かく設定してください(^^)v
現実的には500rpm毎でもセッティングに難儀します(笑
 
負荷側は、マイナスがひとつ、0%~100%までが11点ありますよ。
マイナスというのは、走行中にアクセルOFFしたときになります。
エンジンブレーキ時や、シフトアップのときにアクセルOFFしたときに対応します。
 
それから、これが進角マップの画面です。
イメージ 3
これはタブレットらしく、タッチ操作のみでマップを作れるようにしてみました。
数値を入力しなくてもいいので、より直観的にマップが作れるようになりましたよ。
 
ここはやっぱりタブレットらしく、グラフを拡大したり、傾けたり、移動したり・・・  って思ったんだけど・・・
てっきりそうゆう機能があるのかと思ったら、なんと全部自分で作らなきゃいけないのでした orz
 
そこまでいらないよね!?(´・ω・`)
 
って何度も思ったけど・・・  みなさんの「良いもの作ってください♪」の声に良心がとがめまして(^^ゞ
頑張ってみました♪
 
 
同じ感じで燃調マップ。
イメージ 4
 
最後にECU書き込み。
イメージ 5
あらかじめ保存しておいたセッティングファイルを選択してワンプッシュで書き込みできるようにしました。
最近のバイクについているような燃費モードやパワーモードを切り替える みたいなこともできますね。
タブレットさえ持ち歩けば、いくらでもマップを切り替えることができますよ。
 
それから動作チェックモードも搭載しましたので、エンジンを動かさなくてもプラグに火を飛ばしたり
インジェクタを動かしたりできます。
初期の配線確認なんかにお役にたてるんじゃないかと思います。
 
あと、ご要望の多かったAndroidスマホ対応ですが、一応できるようにはしました(^^ゞ
ですが、機種間で画面のサイズがまちまちだったりで、こちらはあまり満足できる出来ではありません。
やっぱり画面が小さすぎて操作性がイマイチです。
たとえば、オンビートセッティングなんかはスマホだとこんな画面になります。
イメージ 6
ボタンが随分ちっちゃくなっちゃいます。
 
マップ画面はこんな感じ。
イメージ 7
 
動くには動くんですけど、指が太い人にはつらい画面です(笑
それに、セッティング中に電話がかかってくると電話が優先になっちゃうんで止まっちゃいます。
スマホですから、電話優先はそりゃ当然ですよね(^^ゞ
 
ということなので、動きますが、やっぱりスマホはお勧めはできません<(_ _)>
 
実際に動かしたのがこちらです。
いいことばかりじゃなく、Bluetooth接続が途切れるのは仕様上どうにもなりませんでした。
なるべく途切れないように!
途切れてもSP-TDCの動作は阻害しないように!
最悪途切れてもアプリとSP-TDCを起動しなおせば済むように!
は、頑張りました。
最初はBluetooth接続が途切れただけで、タブレットの電源すら切れないようになったり
数十回に1回しかつながらなかったりと散々でしたよ(´・ω・`)
 
と、V140の概要はこんな感じです♪
 
開発中に、今年春からAndroid対応の車が発売になるとか、i phone対応の車とかニュースでいっぱい
やってて焦りました(笑
でも、どれもSP-TDCのAndroid対応とは質の違うものみたいで、ほっとしたり(笑
 
まだまだ改善の余地はありますが、なかなか楽しいECUに仕上がったんじゃないかと思ってます(^^)v
 
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 

タブレット持って・・・ツーリング(´・ω・`)

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あいかわらずの貧乏ヒマ無しで、ブログも放置です(^^ゞ
 
そんなかなですが、
 
タブレット持って・・・
イメージ 1
 
 
ツーリング!?
 
イメージ 2
 
時速1.1キロで(笑
 
トラクターにSP-TDC付けたんじゃなくて、トラクターはキャビン付でもやかましいから
耳栓がわりに音楽聞いてただけです(^^)
 
忙しくって書いてませんでしたが、今年も農家が始まってます。
作業は1ヵ月くらい前から始まって、じじぃとばばぁにせっつかれるのは3月初めからです(ーー゛)
 
子供たちにも手伝ってもらって、苗箱の土まぜたり
イメージ 3
子供といっても、息子1はもう おれが結婚した歳になりました(^^)
 
ビニールハウスに・・・
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ビニールはったり。
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人生初の畦塗り やってみたり。
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これが初塗りです。
どのくらいトラクター寄せたらいいのかわかんなくて、最初が思いっきり曲がっちゃいました(笑
畦塗りするには田んぼが軟らかすぎでしたけど、畔塗り機が借り物なので仕方ありません。
 
今年はSP-TDCが2ヶ月も遅らせちゃったんで、田んぼやるひまも無く
なかなかハードなんですが・・・ まぁ 去年みたいに じじぃがやらないからいいか♪
と・・・ 思ってたんだけど(ーー゛)
 
実はじじぃ、1月、2月くらいはトイレにいくにもばぁさんの介助が必要なくらいになり
起き上がるのも大変なので電動ベットも買いました。
みんなは もうこれからは介護かといってたんだけど・・・  なんかあやしい(ーー゛)
 
だって、トイレにいくのは杖ついてばぁさんに支えられていくんだけど、
トイレから帰ってくるときはひとりで歩いてるし、杖はトイレに忘れてくるし(ーー゛)
 
立ちくらみしてるだけじゃね?
 
案の定、暖かくなってきたらひとりで歩きまわるし、
昨日なんかついに軽トラ乗って田んぼ見にいきやがった (`O´)oコラー!
人様の迷惑になるから、家族中 免許返納しろと言ってるんですが・・・
 
また今年も やいの やいの 言われそうです(^_^;)
 
てことで去年より時間がないので、昨日1日で出来る限り田打ちをやりました。
2年目なのでだいぶキレイにできました♪
イメージ 7
 
終わるころにはナイターです。
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朝5:00前から基肥散布やりまして、終了が夜7:30でした(^_^;)
全部やろうと思ったけど、1町1反しかできなかった。
 
手強い田んぼがあと数枚残ってます。
これは朝仕事ですね。
 
今年の農作業も、やっぱり じじぃがジャマです(笑
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 
 
 

ゴールデンウィークのお休み

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5月3日(土)~5月6日(火)までお休みとさせていただきますm(__)m
 
ゴールデンウィーク中に取付・セッティングされる方も多いかと思いますが、
大変申し訳ありませんが、お休み中はメール・電話対応ができません。
5月7日から営業しますので、よろしくお願いします。
 
この休みで溜まった疲れをリフレッシュ♪・・・  といきたいところですが・・・
休み中は田植えです(^_^;)
 
おだ。さんも家の用事が多数で、休めそうにないみたいです(^_^;)
 
ま、それでも連休明けからまた頑張りますp(^^)q

DUCATIのSP-TDC

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相変わらずの危機的状況な忙しさで、ブログもさっぱり書けません(笑
 
そんな中なので、簡単な記事になっちゃってますが(^_^;)
 
V140になってもお初の車種が続々です。
今回は、DUCATI 900SSです♪
イメージ 1
 
いいですよね♪
最近のドカよりも、個人的にはこのドカが一度は乗ってみたいです。
 
お初の車種なので、例によってピックアップ部の画像を送っていただきました。
イメージ 2
おっと w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!
さすがに見たことないローターですね。
画像の左がバイクの前方なので、普通はローターは左廻り(反時計方向)ですが・・・
ローターの突起とピックアップコイルの位置関係からすると、これは右廻り(時計方向)!?
 
進行方向とは逆にクランクが回ることになっちゃいます。
ちょっと心配だったんでお客さんに聞いてみたところ、確かに右廻りだそうです。
 
ほ~ そんなのもあるんですね。
クランクが進行方向と逆廻りは初めてです(^^)
 
そんで、こちらが送って頂いたノーマルローターです。
イメージ 3
ごついです w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))w
 
これを採寸しまして、削り出しローターを作ってもらいました。
ドカですから90度Lツインです。
そうなると、通常の7突起では60度間隔なので都合が悪くなってしまいます。
ということで、ドカ専用の90度間隔5突起としました。
 
いつものように菅原精工さんに作っていただきました♪
イメージ 4
 
芸術的なローターです O(≧▽≦)O ♪
 
イメージ 5
 
いつものことではありますが、しばらく眺めていたくなりますね♪
 
でも、そんなヒマはないのでさっそく廻します(笑
イメージ 6
 
ボール盤で廻して、V140の動作チェックです。
突起位置は、ケッチン対策でノーマルより2度ほど遅らせました。
 
動作は良好でしたので、早速梱包して発送しました。
といっても、かな~りお待たせしておりますm(__)m
 
これでドカ用のSP-TDCもできました♪
このドカがどんなふうに変わるのか楽しみですね(^^)
 
まだまだお初の車種が続きます(^^)b
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 

代かき~田植え

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と、いっても、田植えは1週間前に終わってます(^^ゞ
 
でも書いとかないと来年忘れるから、ほとんど記録です。
 
5月3日
早稲(こしいぶき)のぶんの代かきです。
 
なのでトラクターのロータリーを、ドライブハローに付け替えます。
イメージ 1
 
去年の秋に秋打ちやったんで、近所の人から「秋打ちやったら荒がきはやらないほうがいい」と
ばあさん経由でご指導がありました。
 
ん~、確かに田打ちしただけで畑みたいになったから、荒がきいらないかもしれない。
てことで、いきなり代かきしてみることにしました。
イメージ 2
 
確かに、ちょっと洗いけど、もう一回代かきやったら柔らかすぎる感じがしますね。
今年はこれでいってみます。
 
代かき時期は、去年、田植え前1週間くらいにやったら土が締まりすぎて田植えがうまくできなかったから
今年は田植え前3日にやりました。
 
5月6日
早稲(こしいぶき)田植え。
イメージ 3
ん~ やっぱり土が荒くて植えにくいですね(^_^;)
サッと荒がきするべきだった orz
 
そんで午後からはこしひかりのぶんの代かきです。
半日じゃできないから、平日の朝5:00からもやってます。
 
5月10日~11日
2日間でこしひかりの田植えです。
 
今年は、苗からおれがやってるんで、例によって最初はJAの指示通りにやってみました。
JAの指示だと育苗日数は、概ね20日間なんだけど・・・
それを言うと 「それじゃ20日苗になっちまう(笑」
20日苗というのは、育苗期間が短すぎるってことで、若干バカにした言い方のようです。
 
でも、JAの指示もちゃんと実験の結果なので、20日間でこのとおり♪
イメージ 4
苗長は、指示ピッタリの12センチになりました(^^)/
バラつきも、いつもよりは揃ってます。
 
コシヒカリは多いので、あっちこっちの田んぼに植えます。
イメージ 5
80のばばぁにやらせんのか(`・ω・´)
と、ばあさんは文句は言いますが、やらなくてもいいといってるのに、張り切ってやってます(笑
やりたいくせに文句いわなきゃいいのにね(-。-)y-゜゜゜
 
1日目は息子1と娘、2日目は息子2と娘がお手伝いです。
イメージ 6
 
娘は2日間手伝いやってるのに、
じじぃ 「お前は手伝いしねぇのか(´・ω・`)」
と、いわれてました。
 
一番いっぱいやってるわい (`・ω・´)
 
そのじじぃですが、やっぱり余計なことをやりまくっております(笑
暖かくなってきたらよりいっそう元気で、去年より元気なんじゃね!?
 
今年もじじぃは厄介です(笑
 

CB750Fのシリンダー

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連日のSP-TDC制作とメンテ、田んぼ仕事で精神的にまいってきました(*_*)
ここ半年、ほとんど休みなしで寝てないときは何か仕事してるって状態で、
もう納期は遅らすは、仕様間違いは起こすはで、
みなさんには大変ご迷惑をおかえしております<(_ _)>
 
頭がイカれてきたようです(笑
 
今日もばあさんの農作業で3時間くらいしかないんですが
なんか気分転換しないと・・・ いかんです。
 
てことで、ずっと放置してたCB750Fのシリンダーでも外してみました(^^)
 
みなさんに色々教えてもらって、こんな方法でやってみましたよ。
イメージ 1
スタッドボルトの上にジャッキを載せ、番線でひきあげようって作戦です。
 
要所 要所にショックを与えながら頑張ったけど・・・
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30分かかって たったこれだけ orz
2mmくらいでしょうか(^_^;)
 
そんでもちょっとずつは上がってくるんで、地道に頑張りました。
そしたら、こんな なっちゃいました(笑
 
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ニュ~って感触があったから、上がってきたと思ったら そっちかい(`・ω・´)
ジャッキが曲がるってどゆこと???
 
それでも、押したり・・・ 引いたり・・・ 叩いたり・・・ 2時間格闘してやっと外れた(汗
イメージ 4
気をつけてはやったんだけど、シリンダー無傷とはいきませんでした(^_^;)
ノックピン入るとこが歪んじゃったり、フィンもちょっと欠けたり・・・
 
やっぱ自分のものは仕事が雑ですね(笑
他人のならちゃんとやるんだけど(^^ゞ
 
で、ちょっと気になるのが、3番のピストンがやけにサビ色ですね。
分解途中で おれがサビの粉落としちゃったのか、サビてたのか。
 
ピストンの状態は良いような気がします。
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ちょっとあたりが強い気もしますが、このまま使えるかなぁ。
 
シリンダーは、やっぱり3番がサビてます。
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2番もちょっと。
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1・4番はきれいなもんで、クロスハッチも残ってます。
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長期放置車なんでしょうね。
でも、サビてる部分を指で触っても全然わかりません。
 
ホーニングだけで使えたりしないでしょうか(^^ゞ
 
ボアアップすりゃいいんだろうけど、やっぱり世代なもんで750で乗りたいんですよね(^^)
 
さて、これでもう時間切れです。
 
またお仕事頑張りましょう。
 
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ

大失態の連続 orz

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あ゛ー ( ̄□||||ガーン!!
 
まったく自分が情けないです。
あり得ない失敗の連続です。
 
やっとできたSP-TDCを発送したんですが・・・
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なんと・・・  仕様間違い orz
そんなことすらお客さんに指摘されないとわからないって・・・ orz
 
ダイレクトイグニッションのため、4気筒独立点火という仕様だったのに、
普通の同時点火の仕様で発送してしまいました。
本当に申し訳ございませんm(__)m
 
あまりのことに受け入れ難いですが、どう見てもこれは普通の同時点火仕様です。
イメージ 2
 
急いで作り直してますが、本当はインジェクションユニット側に点火回路を1回路増設するので
二階建てになります。
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本体ユニットのほうには点火回路がMAXの3回路必要。
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こんだけ違う仕様を間違って作り、チェックもすり抜けるって・・・
まったくどうかしてますね。
他にも諸々の事情で公開できませんが、失態の連続です(^_^;)
 
本当に申し訳ないです。
 
あまりの失敗の多さで、早急に対処はしてるんですが、おひとりおひとりは随分お待たせしている状況です。
正直、これ以上ご理解くださいとも言いづらいところですが、
精一杯頑張りますので、よろしくですm(__)m

ダイレクトイグニッションについて

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最近、バイクでもダイレクトイグニッションにされる方が多くなりましたよね。
 
いつかダイレクトイグニッションについて、紙ヒコーキ。でわかっていることを
ご紹介しようと思っていたんですが、ちょうどお問合せがありましたので、
ブログで書いてみようと思います。
 
SP-TDCでも何度かダイレクトイグニッションにした方がおられまして、
今までにわかったことが多々あります。
 
まずダイレクトイグニッションというのは、通常のプラグキャップ部分にイグニッションコイルがありまして
プラグコードがありません。
ということなので、通常4気筒ならイグニッションコイル×2個のところ、
イグニッションコイルが4個ということになります。
 
効果としては、省スペースやプラグコードが無いので損失が少ないなどがありますね。
 
そんで、通常のイグニッションコイルからダイレクトイグニッションに変更するにはどうするのか!?
これがなかなか色々な要因があって難しいのです。
 
全部お話しようとすると、かなりの長文になっちゃいますので書きませんが、
関係するパーツとしては、イグナイター、バッテリー、ジェネレーター、レギュレーターなど、
ほぼ全ての電装品が関係します。
 
通常のイグニッションコイルとダイレクトイグニッションでは何が違うのかというと、
一番大きな要因は、流れる電流の量です。
 
通常のイグニッションコイルの直流抵抗は3Ω前後、ダイレクトイグニッションは1Ω前後なので
通電しっぱなしにしたとすると、通常のイグニッションコイルは4~5A、
ダイレクトイグニッションは12A~15Aにもなります。
ただ、実際には通電しっぱなしにはならず、ドエルタイムだけ通電してますのでここまでの電流にはなりません。
 
それでもダイレクトイグニッションは3倍もの電流が流れるわけです。
この流れる電流の違いが、接続方法によって色々なことを引き起こします。
 
まず、一番順当なつなぎ方は、2個のダイレクトイグニッションを並列につなぐことです。
並列につなぐわけですから、流れる電流は2倍になりますね。
通常のイグニッションコイルから考えると、ダイレクトイグニッションにすることで3倍、
並列にすることで2倍ですから6倍の電流ということになります。
 
SP-TDCの点火回路はこれでも耐えられますが、ノーマルイグナイターだと間違いなく
イグナイターが壊れます。
また、点火回路が耐えられたとしても、バッテリーがこれだけの電流を流せるかという問題が出てきます。
ここで誤解されやすいのが、容量の大きなバッテリーなら大丈夫かというと、そうではないのです。
 
ダイレクトイグニッションのドエルタイムは、3/1000秒程度ですので
この短時間で大電流を流せるかということです。
これはバッテリーのカタログ値には書いてありません。
これだけの超短時間で大電流を流すには、一般的には今流行りの軽量なリチウム系のバッテリーより
鉛蓄電池のほうが適しています。
 
ということなので、順当な並列接続をするには、イグナイターが耐えられることと、
超短時間で大電流を流すバッテリー・発電能力があることが条件となります。
 
これはバイクにはかなり厳しい条件です。
実は、車でさえ厳しい条件なのです。
車はほとんどがダイレクトイグニッションですが、バイクと違い独立点火なので
一度に1個のコイルにしか通電しません。
なので、車でもダイレクトイグニッションで同時点火にしようとすると同じ現象が起きます。
 
 
 
この厳しい条件をクリアするために、ダイレクトイグニッションを直列につなぐという方法があります。
直列につなぐと、抵抗値が2倍になるので、流れる電流は半分になります。
通常のイグニッションコイルの3倍の半分、ですから1.5倍ですね。
 
この程度ならノーマルイグナイターでも耐えられそうです。
 
でも、直列ですから1個のダイレクトイグニッションにかかる電圧は半分になっちゃいますね。
そのままではダイレクトイグニッションの性能を発揮できないことになります。
ところが、ここでドエルタイムが影響してきます。
 
電圧が低くても、その分長く通電すると同じ点火力が得られます。
通常のイグニッションコイルのドエルタイムは5/1000秒程度、
ダイレクトイグニッションは3/1000秒程度です。
 
ノーマルイグナイターにダイレクトイグニッションを直列でつなぐと、
電圧は半分になるけど、ドエルタイムが3/1000秒のところ5/1000秒となるので
それなりの点火力が得られるわけです。
 
 
ということなので、並列でも直列でもドエルタイムが重要になってきます。
無難なのは直列接続でドエルタイム長め、電装系が耐えられるなら
並列でドエルタイム短めが良いということになります。
 
SP-TDCの実績としては、並列で稼働している方もおられますし
並列ではダメで直列にしてる方もおられます。
どちらかというと、並列ではダメだった方が多いですね。
車でもダイレクトイグニッションで同時点火は難しいようです。
 
文章ばっかりでわかりずらいかと思いますが、今のところ紙ヒコーキ。で把握しているのは
こんな感じです(^^)b
 
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ

Z750RS 独立点火バージョン

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今回のSP-TDCは、Z750RSです♪
と・・・ 華々しくいきたいところですが(^_^;)
 
先日記事にした大失態でございます。
独立点火でのオーダーのところ、同時点火で制作してしまったものです。
 
このZ750RS用のSP-TDCは、独立点火&インジェクション仕様とほぼフルスペックです♪
点火4回路、インジェクタ4回路、燃ポン1回路の合計出力9回路です。
これだけの出力点数でも、もちろん対応できるようにV140は設計してあります。
なので基板はすぐに作り直しました。
 
プログラムも独立点火は全く新たな制作ではないので、すぐに作り直しました・・・  が 
 
今まで出たことがない症状が・・・ ( ̄□||||ガーン!!
 
今頃になって、そんな根本的なバグがあるわけないので、
単純なプログラムミスだろうと思ってたんですが、かなりてこずってしまいました orz
 
テストを繰り返していると、稀にこんなことに・・・
イメージ 1
赤丸のところの数値が、とんでもなく異常です。
点火タイミングがBTDC0~BTDC50のところ BTDC-112 ???
噴射時間は0μs~5000μsのところ 12836μs ???
燃ポン稼働率は 133% ???
 
まったくあり得ない数値になってます。
 
この症状が、普通に動いている最中に突然起きます。
 
現象が起きたあとにマップをみてみると・・・
 
イメージ 2
 
プログラムが暴走し、完全にマップを壊してしまってます。
その後、電源を入れ直すとまた何事もなかったかのように動き出しました。
 
散々調べた結果、プログラムに↓赤線のたった1行を追加することで解消しました。
イメージ 3
 
プログラム中のコメントのとおり、割り込みフラグというものをクリアしています。
これは、単純にプログラムを書き忘れたのではなくて、本来クリアする必要がない場所にもかかわらず
クリアしなければならないということでした。
 
かなり特殊な条件が重なった場合にのみ起きているようです。
こちらでのテストはモーターで回転させてテストしているので、発見できなかったようです。
しかし、実際のエンジンではわりとすぐに現象は出て、エンジン停止するはずです。
今回出力点数が多くなったことで、モーターでのテストでも再現しやすくなったと思われます。
 
さらに、残念なことに、プログラムのこの箇所は、すでに出荷したインジェクションタイプにも
影響があるところでした orz
 
すでに出荷した方には、プログラム書き換えで対応すると連絡しました。
書き換え済のCPUをお送りする方と、本体を返送してもらって書き換える方です。
イメージ 4
 
と、ここでまた・・・
 
プログラム修正・チェックと並行して、すでに出荷した方々に連絡したのに、
チェック中に、修正したことでインジェクタの噴射時間が30μs程度ズレてしまうことが発覚(^_^;)
 
30μsというと、燃調マップの値でいえば3なんですが・・・
 
人間ができてないもので
3くらいわかんねぇよ( ̄ー ̄)v という悪魔の声も・・・ さすがに聞こえてきました(^_^;)
 
しかし、これではいかん。
 
こんなことやってるもんだから、納期は遅れっぱなしです orz
本当に申し訳ないですm(__)m
 
でも、テキトーなもので納期だけ守っても仕方ないので、また原因究明です。
イメージ 5
タブレットに、オシロに、デバッガー。
 
横でくるくる3号廻しながらチェックです。
イメージ 6
 
さすがに頭が沸騰してきますね(^_^;)
 
やっと修正できて、インジェクションタイプの修正3台+Z750RS独立点火を発送いたしました。
ほんとに ほんとに ごめんなさいですm(__)m
 
 
 
と、今回もこちらの失態を書いてみましたが、
納期を連絡しても、その後に問題が発生してしまい、納期連絡のしようがない状況です。
本当はこういうこと書くのは、言い訳してるようで書きたくないのですが(^^ゞ
 
でも、あるお客さんから、事情はわかるから遅れるのは構わないけど、遅れるでも 出来ないでもいいから
状況だけは言ってくれといわれました。
 
おっしゃるとおりだと思いまして、今回も公開しました。
 
SP-TDCは、車体を見ることなく制作することを、ある意味ポリシーとしています。
実車テストをせずに制作したら、こういうことが起きるのは容易に想像できますが、
ミスを嫌って実車テストまでやってしまったら、コスト、時間を考えたら制作できる車種が限られてしまいます。
 
どこも出していない車種でも制作したくて、こういう体制をとってるんですが、
最近ちょっとひどすぎますね。
 
お客さんには、こういう状況を十分ご理解いただいてまして、おしみなく実車テストやデーター提供を
頂いていますが、こちらがこれではダメですね。
 
このままでは、他のメーカーさんと同じく車種を限定するしかなくなってしまいます。
無謀な制作体制だということは十分わかっていますが、もっと改善しないといけませんね。
 
頑張りますp(^^)q
 
 
 
 
 

ビッグマッハのSP-TDCが出来るまで♪

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今回のSP-TDCは、KAWASAKI 750SS H2 です(^^)b
 
こちらのお客さんは、以前にUSBオシロをご購入頂いてまして、
SP-TDCを注文しようと思ったら、V140に変わってた( ̄◇ ̄;)エッ というお客さんです。
 
エンジンを制作中で、ようやく動くようになったのでSP-TDCをご注文頂いたとのことです♪
 
マッハは以前に えっちゃんマッハをやったことがあるんですが、
えっちゃんマッハは500SSでポイント式でした。
 
今回の750SS H2 は3ピックアップのようです。
イメージ 1
お~ w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!  ド迫力なエンジンですね♪
 
ピックアップ部が違うので、今回もカスタム制作になりました。
見たことはないですが、マッハはこの他にもデスビが付いたタイプもあるようで
なかなか対応車種にすることができません(^^ゞ
 
カスタム制作だと、お客さんに調べて頂くことが多いんですが、
こちらのお客さんは、ヒジョーに素直に作業をやって頂いたので、とってもスムーズでした(^^)
いたってこちらが納期を遅らせております(ーー゛)
 
ということで、カスタム制作の場合の参考になればと思いまして、制作までの過程をご紹介します♪
 
カスタム制作で一番重要なのは、ピックアップ部をどうするかの検討です。
今回のオーダーでは、ピックアップコイルに替えがないので、できれば現代のものを使いたいとのことでした。
 
もともと3ピックアップなので、ゼファー等のピックアップコイル1個に変更して、
7突起ローターを制作すればいけるかなってことで、設計のために現物を送っていただきました。
イメージ 2
とても42年前のバイクとは思えないピックアップ廻りですねw(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!
今のバイクと何ら変わらない感じです。
 
が・・・ ここで問題発生。
 
ピックアップコイルの下にあるのは、ジェネレーター(発電コイル)です。
これ、ポイント式の2stでは典型的なレイアウトなんですが・・・
 
このレイアウトは、ジェネレーターの影響をモロに受けてしまうので、ピックアップコイルを使うのは
難しいはず。
上の画像の中央に見えるフィンがついてるものが問題なんです。
これですね。
イメージ 3
これは、発電のための磁石になってます。
この上にピックアップローターが載るので、発電波形がそのままピックアップコイルに載ってしまうのです。
 
こういう状態です。
イメージ 4
それなのに、なんでノーマルはちゃんと動いているんでしょうか。
 
秘密は、ピックアップローターにありました。
イメージ 5
なんでこんなにゴツイのかと思ったら、ローターも永久磁石になっていました。
 
普通ローターはただの鉄板で、ピックアップコイル側が磁石になっています。
ローター側が磁石になってるってことは・・・  ピックアップコイルには磁石が入っていません!
磁石がないピックアップコイルは初めてみました。
 
ローター側を磁石にすることで、発電コイルの影響を抑えているんですね。
なるほど~♪
 
がしかし!
これと同様に磁石が入った7突起ローターを制作するには大枚がかかってしまいます orz
また、現代のピックアップコイルで磁石のないものはありません orz
 
ここは度胸一発、ノーマルのピックアップコイル&ローターを使用して
SP-TDCのプログラムをノーマル合わせすることを提案させてもらいました。
ノーマルでも正常に動くならということで、ご了解頂きました。
 
では、ノーマルのピックアップ波形がどうなっているのか、お客さんに計測して頂きました。
ここでUSBオシロの出番です(^^)b
 
1回目、キック時、アイドリング時、3000rpmくらい、5000rpmくらいの波形計測です。
まずキック時。
イメージ 6
お~~~♪
キックでこんなドンピシャな計測するのは結構難しいのに、素晴らしい波形ですね♪
 
始動時は波形が小さいので、V140からは始動時と動作時の検出電圧を変えました。
2段階定額みたいになってます。
これは電圧は十分に出ているようですね。
キック時は、発電コイルの影響も無いようです。
ただ、プラス側とマイナス側の電圧が違いますね。
これは、ノーマルCDIの回路の影響です。
プラス側だけ小さくなっているので、ノーマルCDIはプラス波形だけを使っているのがわかります。
 
次にアイドリング。
イメージ 7
計測レンジが違うので小さく見えますが、キック時の1.5倍くらいの電圧です。
少し発電コイルの影響が出始めてるようですが、このレベルなら問題なさそうですね。
 
プラス側の波形の乱れがちょっと気になります。
 
それから3000rpmと5000rpm。
イメージ 8
イメージ 9
ん~ 残念、 ちょっと細かすぎてよくわかりません。
ただ、発電コイルの波形がだいぶ大きく出てるのはわかります。
 
ということで、2回戦目の計測をお願いしました。
今度はサンプリング周期を短く100μsにして計測して頂きました。
 
3000rpmです。
イメージ 10
今度はよく見えます♪
プラス側は1.5Vくらいでカットされてますね。
サイリスタが直結されてるのかな?!
ということは、プラス側のノイズみたいな乱れはノーマルCDIによるものかな。
だとしたら問題はなさそうですね。
 
また、サイリスタが直結ということは、ノーマルではほぼ固定進角なはず。
42年前の2stですから、固定進角は典型的ですね。
ということは、SP-TDCの効果は絶大なはず( ̄∀ ̄*)イヒッ
 
んで、5000rpm。
イメージ 11
 
発電コイルの影響がだいぶやばい感じになってきました。
検出電圧は高めに設定したほうが良さそうです。
 
ここまでで、プラス側の波形が小さいし乱れているのはノーマルCDIの影響という仮説ですが、
最後にそれを確認します。
 
ということで、3回戦目の計測です。
ピックアップコイルの配線を外し、コイル単体の波形をとってもらいました。
ノーマルCDIは外すのでエンジンはかかりません。
キック時の波形をお願いしました。
イメージ 12
お見事!!!
なんと! サンプリング周期は最短の50μs!
これでど真ん中に波形をもってくるなんて、キック何十回したことか(笑
 
コイル単体の波形は、プラス側マイナス側がほぼ同じになっているので
これで今までの仮説は正しかったことがわかりました。
 
これでデータは揃ったので、回路&プログラムの制作です。
ピックアップコイルはノーマルを使いますが、使い方は全然違います。
左シリンダー用のコイルを回転の起点として使い、センターと右シリンダーは角度センサーとして使います。
点火順序はL→R→C(センター)ですね。
 
SP-TDCの回路は、ピックアップ入力回路を3ピックアップを入力できるように変更しました。
 
あと、プログラムでいつもと違うのはドエルタイムの計算です。
2st3気筒なので、ドエルタイムを最大で1/2回転とすると、2個のコイルに同時に通電する期間が
できてしまいます。
これまでの経験上、同時に2個のコイルに通電すると電圧低下を引き起こす場合が多いので、
同時に2個通電しないように最大で1/3回転としました。
 
高回転でドエルタイムが不足しますが、電圧が低下するより良いはずです。
これは高性能なイグニッションコイルほど顕著に出てきます。
 
今回のH2も、これはウオタニ製かな。
イメージ 13
これならもともとドエルタイムは短いので、最大ドエルタイム1/3回転のほうが良い結果が出るはずです。
 
ということで、くるくる3号も3ピックアップでテストです♪
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1発OK♪
 
・・・とは いかないもんです(笑
 
やっぱりピックアップ信号が変わると、色々と調整が必要でなかなか大変です(^^ゞ
 
それでもやっと本日チェックOKとなりまして、
散々お待たせしましたが、めでたく出荷とあいなりました♪
 
さて♪ ジャジャ馬マッハ しかも最大排気量のH2がどんな感じになるでしょうか(^^)
 
ちまたのウワサでは、
 
1発でエンジンがかかるようなのはマッハではない( ̄ヘ ̄)
安定したアイドリングなどマッハではない( ̄ヘ ̄)
 
というコダワリもあるようですが(笑
 
こんなのはマッハではない! となることを期待してます( ̄∀ ̄*)イヒッ
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 

田んぼの溝切り

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あいかわらずリコメもできず、すみませんです(^^ゞ
 
さて、田んぼのほうは田植えから全然書いてませんが、連日作業はしております。
 
田植えから1ヵ月がたちまして、そろそろ田んぼを乾かす中干しの時期になってます。
JAの指示は6月10日頃をメドに落水で、去年は初期の水管理がわかってなくて
大幅におくれてしまいました。
 
その反省のかいあって、今年は順調にいって予定通り中干しを開始しました。
一番早い田んぼが6月10日、遅い田んぼでも6月17日には中干し開始しましたよ。
 
ある程度乾いてきたら、溝切りという作業があるんだけど、
これが一番きらいな作業です(^_^;)
 
例年、こんなので作業してます。
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この溝切り機を押して田んぼを歩くんだけど、つらいのなんのって(^_^;)
 
てことで、今年は友人から乗用の溝切り機を借りてきました(^^)v
ある策略がありまして( ̄ー ̄)
 
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奥のが借りてきた乗用溝切り機「のるたん」です(^^)
手前のは新車の「のるたんネオ」です♪
 
うちの手押しの溝切り機は3年くらい前に買ったものなんだけど、
今どき乗用を買えばいいのに、なぜかじじぃは手押しの新品を買いました。
 
てことで、3年しか使ってないのに乗用を買ってくれといってもムダなので
わざわざ借りてきてまで溝切りをしました。
真っ向勝負じゃムダでも、借りてきて溝切りしてたんじゃ 見栄っ張りのじじぃが黙ってないだろう( ̄ー ̄)
という作戦に、まんまとのってきました(笑
 
友人が新しいの買うから、この溝切り機10万で譲ってくれるってさ・・・ といったら、
 
じじぃ 「中古なんか買わないで新品買え!」
 
イェッス!!! うまくいった♪
 
ということで、うちも乗用溝切り機となりました(^^)
 
ブログねた的には、「田面ライダーV3」っていう溝切り機がよかったんだけど、
さすがにブログネタより作業効率なので、一番軽量な「のるたんネオ」にしました♪
 
さっそく溝切ってきました(^^)
イメージ 3
も~~~ 今までのはなんだったんだってくらい楽チンです(^^)
 
手押しのだと、ひざ下までぬかるんだところを歩くんで、心臓爆発しそうです。
心臓を並列4気筒にしたくなりますよ(笑
 
これだとほぼ乗ってるだけなんで、早い♪ 早い♪
 
これで一番イヤな溝切り作業から解放です(^^)♪
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 
 
 

くっそじじぃ (`O´)oコラー!

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あっのっ じじぃ! またやりやがった 凸( ̄ヘ ̄)
 
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お水が チャプ チャプ じゃんかよっ!!!
 
って、なんだかわかりませんよね(^^ゞ
 
今は中干しの時期で、田んぼを乾かしてるわけです。
それなのに、たっぷり水を入れやがった。
 
この中干しって、今までのやり方と今のやり方が全然違うんです。
じじぃは昔ながらのやり方で、田んぼが乾くのにたまりかねてこんなことしやがるんですが、
温故知新といえども、これにかんしては見習うことはなんもない (`O´)oコラー!
 
今のJA指示のやり方が理にかなってるのは明白なんです。
去年、初農業でもできるかぎりJAの指示どおりにやって、1等米比率100%はあたりまえとして、
食味検査で当JAのベスト30に入ってるんです。
 
じじぃのやり方での中干しは、秋にコンバインが入れるように田んぼを硬くするため。
稲にとっては水が必要だと思ってるから、乾かし方があまいんです。
 
でも、JA指示は田んぼを硬くするためもありますが、稲の生育抑制に重要なのです。
分げつといって株分かれをする時期なんだけど、増えすぎると米のつぶが小さくなるし、
茎も細くなって秋には倒れてしまうんです。
だから水を抜き、余計な分げつを抑制するんですね。
 
田んぼを乾かしても、土のしたのほうには水分があるから水をもとめて根がはるわけです。
根がはるのに体力を使うから、分げつは抑制され茎も伸びずに太くなるんです。
 
そうすると猛暑や台風にも耐えられる稲になるという、重要な中干しなわけですよ。
 
それを くそじじぃ、乾かし方があまいんだよ凸( ̄ヘ ̄)
 
しかもこの田んぼは、明日の朝 溝切り作業をするつもりで、
作業の時には水を入れるんだけど、こんなに早く水をいれたら田んぼが軟らかくなりすぎて
作業がしずらいんですよ。
 
こんなことやっといて、「ふん! お前がやるとゾウが歩いてるみたいだ がっはっは」なんて言いやがります。
じじぃとおれでは体重が倍も違うから、こんなに軟らかくされると困るわけです。
 
溝切り作業が終わっても、さっきの理由でまたしばらく乾かすんですが、
もしやと思って他の田んぼをまわってみたら・・・  全部水かけてる orz
 
毎日・・・  朝4時から・・・  頑張ってるのに( ̄ヘ ̄)
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っなんて じじぃだっ!!!
 
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ

ふっとんだ (・・)

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さて、今日はこんなのを作ってます。
 
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市販のLED懐中電灯ですが、これをLEDタイミングライトに改造します。
 
SP-TDCをご購入頂いたお客さんからオーダーを頂いたものです。
普通のタイミングライトでは毎回点灯するわけじゃないので、作ってほしいとのことでした。
回路を作るのは簡単なんだけど、筐体がものすごく大変だから
100均で売ってるようなLED懐中電灯を改造することしかできないといったんですが、
それでもいいということなので(^^ゞ
 
LED懐中電灯の中身を取り出して、テスト回路を組んでみました♪
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ダイレクトイグニッションでもいいように、プラグコードにクランプするんじゃなくて
イグニッションコイルの端子から信号を拾うように考えてみました。
 
電源は単三電池が3本です。
 
これでテストOKになったら、基板を作ってLED懐中電灯に仕込みます。
てことで、くるくる3号でテストです♪
LEDだから本物のタイミングライトほど明るくはないけど、
なるべく明るくなるように調整します。
 
だいたいこんなもんでいいかな・・・・  と思った瞬間。
 
あっ! 
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ピックアップコイルが・・・ ふっとんだ・・・ (´・ω・`)
 
え???  なにが起きた???
 
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2番突起がピックアップコイルに接触したみたいで、ローターまでめくれてる(@_@;)
 
ピックアップコイルは、ローターのカウンターをくらって取付ビスごとふっとびました。
ピックアップコイル取付プレートも割れちゃって再起不能 orz
 
ハハハハハハハハ ハ  ハ   ハ   ハ    ハ  ・  ・  ・  orz
 
今までこんなことなかったのに(^_^;)
どうするよ?
 
とにかく、くるくる3号を直さないとSP-TDCのチェックが・・・(^_^;)
 
あっ、LEDタイミングライトのテストは・・・  OKってことか?!
 
笑うしかない 大参事でした(笑 orz
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 

腰下分解♪

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やっと田んぼや人足が落ち着いてきたんで、CB750Fをちびちびすすめました(^^)
 
禁断の腰下に手を付けましたよ♪
前回はシリンダー外すのに四苦八苦しましたが、腰下はどうでしょうか(^^;)
 
まず、オイルパンからいってみました。
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けっこうデロデロですね。
 
さぁ 外れるのか!?
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おぉ、あっさりパカッといきましたね。
 
オイルパンはドロドロだけど、腰下はきれいなような・・・
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では、初クランク割りいってみましょう(^^)/
まずクランクケース上のボルトを外して♪
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ひっくり返してケース下のボルトをいっぱい外して、
これ、どうやって割るんだ?
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と思ったら、パカッと割れました(笑
簡単じゃん♪
これって、4MINIより簡単かも(笑
 
だけど、何もかもでかい。
750の腰下いじってるって、なんか感動ですよね(^^)
こんなのいじる日がくるなんて思わなかった。
 
んで、まずは中のパーツから洗浄してみました。
オイルパンはデロデロだったけど、中身はどれもこれもキレイです♪
 
なんか、見た感じ新品なんですけど。
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とにかく、どれもそんなに汚れてなくて、ちょっと洗っただけでピカピカです♪
よほどオイル管理が良かったのか、ホンダはこんなもんなのか。
 
詳しく計測してみないとわかんないけど、どこも減ってなくて本当に新品みたい。
クラッチアウターなんかも、跡はついてるけど全く段になってない。
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画像ではよくわかんないけど、シフトフォークはまだ切削跡が残ってて
あたった跡はごくわずか。
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どのパーツもエッジがたってて、ほとんど走ってないような印象です。
メーターでは26,000kmなんだけど、とてもそんなに走ったとは思えません。
クラッチ内部にもスラッジはほとんどありません。
エリミはもっとすごかったけど、排気量が大きいと、こんなもんなんでしょうか。
 
まだ慣らし中なんじゃね!? って思うくらいです(^^)
経年変化で劣化するようなパーツは換えますが、全パーツこのまま使えそうな勢いですよ。
 
外側はそれなりに汚れてたんですが、エンジン内部は極上品のようです(^^)
 
これからはさらに洗浄して各部計測ですね。
ほとんど使えそうなので、消耗部品だけでも早めに発注しようかな。
CB-Fは部品出ないそうなので、部品集めが大変そうですね(^^;)
 
次はいつになることやら(笑
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ
 
 
 
 

農作業DAY

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今日は朝から晩まで農作業でした(^_^;)
 
こしいぶきが穂肥の時期なので、生育状況を見てきました。
まず一つ目の田んぼ(開田)。
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草丈は58センチ。
 
葉色は4.9。
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ん? 測り間違いか? なんか濃すぎますね(^_^;)
 
茎数は33/株で多すぎです。
 
草丈も長いし、葉色も濃いし、茎数も多い。
やっぱじじぃが水やりすぎで中干がよくできず、分げつがうまく抑制できていませんね。
こっからどうやってリカバリしたらいいんでしょうね(^_^;)
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もう一カ所(割目)。
草丈55センチ。
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葉色4.2。
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茎数35/株で、こっちも育ちすぎ。
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さて、1回目の穂肥の量はどうしようかな。
生育しずぎだから減らしたほうがいい気もするけど、これだけ茎数が多かったら
後半、肥料不足おこしそうだし・・・
 
とりあえず、基準値最大だとチッソ量で1.5Kg/10aで穂肥32号の量だと約16kg。
去年はじじぃの指示で20kgまいたから、16kgでも去年より少ないわけだ。
 
んじゃ、こしいぶきの穂肥1回目はチッソ量で1.5Kg/10aで様子みてみましょう。
今年は最初から動噴でいきました(笑
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そのあとは今年3回目の草刈です。
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雑草のびるの 早いです(^_^;)
 
ぶぃ~っと・・・
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はい♪ さっぱり♪
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これで午前はおしまい。
午後からはあっついので、トラクター作業です。
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3時くらいまでは暑いから、トラクターで畑を耕して涼みました(^^)
 
その後は、また草刈。
 
そんで夕方、じゃがいも運びです。
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ばあさんとみいがイモ掘りしてるんで、それを運びにいきました。
イモを家まで運んで今日は終了です orz
 
こんだけ働いてもじじぃとばばぁの稼ぎになるだけで、おれは1円にもなりません(^_^;)
まぁ、これで家族が機嫌良ければそれでいっか(^^)
 
今日はもう ぐったりです。
 

まただよ( ̄ー ̄)

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今日は休めるかと思ったのに・・・ orz
 
田んぼは7月に入ったので、田んぼを乾かす中干は終了しまして、徐々に水を入れる時期になってます。
 
なのに・・・  またっすよ・・・
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せっかく入れた水を、抜きやがった (-_-)/~~~ピシー!ピシー!
 
このまえは中干だってのに水をいれたし、今度は水いれなきゃいけないのに抜くし(-_-;)
ここまでくると嫌がらせか じじぃ!!
 
水の出し入れには、田んぼの排水口の板をとったりつけたりするんだけど、
板をつけるときは泥をぬって水漏れしないようにするんですね。
 
だから、7月の初めに全部の田んぼの排水口を板でとめておいたんです。
それを、じじぃがわざわざ外しやがったから、またやり直しです(-_-;)
全部の作業が倍になってます。
 
まったく、田んぼはお天気との闘いじゃなくてじじぃとの闘いですね。
 
おっと、もうひとりいました。
 
ばあさんが雨降るまえにイモ掘りしたいってことでした(^_^;)
今日はみいは仕事があるそうなので、しかたなく おれがイモ掘りの手伝いです。
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たのむから休ませてくれ~。
 

とっても とってもお待たせしております<(_ _)>

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またもや1ヵ月のブログ放置でございます(^_^;)
 
ブログが更新されないってことはさぞかし忙しいんでしょうと、みなさんに言われるんですが、
まったくその通りというか・・・ なんというか・・・
 
V140発表からあと数か月で1年になろうとしてる現在ですが、いまだに納期遅れが解消できておりません。
お待ち頂いてる方が大勢いらっしゃいますので、なんとか間に合わせようと日々やっているんですが、
作業が中断されたり、作っても作ってもミスの連続でいっこうに状況が改善していません。
 
私もおだ。も何とか改善しようと日々努力してるところですが、自分たちでも考えられない牛歩の状態です。
 
このままでは事態は改善しないと思いますので、お待ちいただいてる皆様には大変心苦しいのですが、
少し休養させて頂いて、心身共にリフレッシュしてから向かいたいと思いますm(__)m
 
明日12日から17日(日)までお盆休みとさせてください。
 
ほんとにもう何の言い訳もできません。
お盆明けには必ず元気になって頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(__)m

2st野郎への贈り物(^^)v

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おかげさまで、お盆休みには十分に充電させて頂きました(^^)
ありがとうございますm(__)m
 
頑張ってはいるんだけどまだまだ状況は改善されない毎日です(^_^;)
それでも、少しずつは進めております。
 
今日は、ちょっと毛色の違うSP-TDCのご紹介です(^^)♪
ご存知のとおり、SP-TDCの点火方式はフルトラ点火です。
これは、CDIよりもフルトラのほうが圧倒的に強力だという考えですので、
車体が2stであってもフルトラ点火としています。
 
でも、ほぼ90年代で販売が終了してしまった2st車は、ほとんどがCDI点火です。
これをフルトラ点火にするとトルク増大等、良いことがある反面、
もともとCDI点火の車体をフルトラにするには少なからず難点があります。
イグニッションコイルをフルトラのものに替えなければいけないとか、
キルスイッチの回路がフルトラとは違うので加工が必要とか、
マグネトー点火からバッテリー点火になるので、発電量なんかも気になるところですよね。
 
それから、90年代の2stでも製造から20年もたつし、現行で2st車はないので
ノーマルCDIが潰れてしまっては替えがきかなくなってきています。
点火方式としては劣るCDIでも、2st車となると作る意味がありますよね。
 
そんなことで、あるお客さんからノーマルCDIと換装できるCDIを作ってほしいとご要望がありまして
あえてCDI点火のSP-TDCを制作してみました(^^)♪
このお客さんは、フルトラバージョンのSP-TDCもご購入いただいた上でのご注文でした。
車体はRZ250Rです。
 
本当はCDI点火は好きじゃないので作りたくないんですが、2st事情を考えると
なるほど納得ということでお請けいたしました♪
 
こちらも何か月もお待たせしました m(__)m
 
ということで、通常のフルトラSP-TDCとはいくらか仕様が違います。
 
これがCDIバージョンのSP-TDC V140です♪
イメージ 1
CDIを自作したことがある方にはお馴染みの黄色いでっかいコンデンサがずらっと並んでます♪
進角制御の無いCDIでは、このコンデンサの容量が点火タイミングにも影響するんですが、
SP-TDCはデジタル進角なので点火タイミングには影響しません。
なので点火力を期待して0.47μF×4で1.88μFと少し多めの容量にしました。
 
プラグの火をノーマルと比較すると、同等か気持ち強いかなって感じです。
 
そして、こちらが別体のYPVSコントローラーです♪
イメージ 2
 
ケースに収めるとこんな感じ♪
イメージ 3
 
ソフトウェアのほうは、いつもの3D点火マップじゃなくて2D点火マップになっています。
イメージ 4
3Dマップと比べるとずいぶん質素です(笑
 
これはセッティングのしやすさを考慮しての、あえての2Dマップです。
2stは4stに比べると一定走行か加速かみたいにはっきりとしたエンジン挙動で
4stほど繊細にエンジン負荷で点火タイミングを変える必要がないというのも事実なので
トータルで考えると2Dマップもアリだなと思います。
 
エンジン負荷で進角制御をしないので、バキュームセンサーを取り付ける必要もありません(^^)b
 
そしてこちらがYPVSマップ。
イメージ 5
2stをチューニングするときに、排気バルブを全開のまま固定したりしますが
これで夢の排気デバイスコントロールが自在にできますね(^^)
 
ポート加工等してしまうとノーマルの排気デバイスコントロールは全く合わなくなってしまうので
効果は絶大だと思います。
 
あと、こちらがメインのモニタ画面。 シンプルです(笑
イメージ 6
右のメーターはいつもはバキュームセンサーの値なんですが、今回はYPVS開度になっています。
どこで排気デバイスが開くかわかるので面白いですよ(^^)
 
こちらのTZR250で実車テストしたんですが、なかなか思うように動作しなくて
お待たせしてしまいました(^^ゞ
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テスト機を作ればいいんですが、余裕がなくてお客さんのSP-TDCでテストです。
ということで袋の中(^^ゞ
イメージ 8
 
調べた結果ヤマハはRZ250RもTZR250もピックアップ廻りが同じでした。
このSP-TDCで、RD250/400のCDIのもの、RZ、RZ-R、TZRまでいけます。
 
他メーカーの2stでも、ほぼピックアップ信号タイミングが違うだけのようなので
小変更で対応できそうです。
 
さてさて♪ 画像だけでは面白くないので、いくつか動画にしてみましたよ(^^)b
 
まずはエンジン停止状態で、AndroidタブレットでYPVSを動かしてみます。
タブレットの奥に見えるのがYPVSバルブのフタを開けたところですよ。
タブレット操作でYPVSバルブを開け締めできるのがわかるでしょうか(^^)
もちろんエンジン始動してもオンビートセッティングできます♪
 
次はエンジン始動動画で、アクセルワイヤーとYPVSのサーボモーターからのワイヤーの連結部分です。
これもフタを開けてあって、左がアクセル、右がYPVSサーボモーターのワイヤーです。
AndroidタブレットのYPVS開度メーターと合わせてご覧ください♪
なんか生き物みたいに動いて面白いです(^^)
 
テスト時はエアクリもつけてなくてアイドリングも900rpm程度にしてあります。
点火タイミングはノーマルより3度ほど遅くしてあります。
ノーマルのCDIにするとアイドリングできなくなったので、点火力も少しはアップしてるようですね。
 
SP-TDCとしては通常のものより簡素になっていますが、
ノーマルCDIと比較すると進角制御も自由に出来るし、YPVSのコントロールも出来るし、
点火力も若干アップしてるので性能アップが見込めると思います(^^)
 
配線はカプラーオンとまではいきませんが、ほぼノーマルCDIと換装できる感じに仕上げました。
なのでフルトラバージョンのSP-TDCよりは格段に簡単装着になっています。
 
このSP-TDCで、また息をふきかえす2stがあったら嬉しいですね(^^)
 
何か月もお待たせしてしまいましたが、ようやく本日出荷です♪
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ

稲刈りの準備

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今年は農業ではじじぃのジャマ、仕事ではあきちゃんのジャマが例年になく激しく
なんも書かけないうちに稲刈りになっちゃいました(^^ゞ
 
リコメすらできず、すみませんですm(__)m
 
稲刈り準備といっても、実は早稲のこしいぶきは先週7日に稲刈り終了してます。
こしいぶきはうちで乾燥しないので、刈ったら農協に運ぶだけです。
てことなので、コンバインだけ準備して刈りました。
 
当日は気持ちいい秋晴れでした♪
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刈るにはちょっと早い気もするが、1週間まではおけないので刈っちゃいました。
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これが結果的に正解でした。
まだ少し早いので、平日に刈るつもりで中止した人が大勢いたようです。
おれは平日休めないので刈っちゃったんですが、この翌日からすんごい集中豪雨で
結局、昨日・今日で刈ってるみたいです。
田んぼは水が溜まってるんで、刈り取るのは大変です。
 
2枚目の田んぼを義兄に刈ってもらったら・・・
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ん?
 
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じじぃ、歩いてきやがった(`・ω・´)
 
稲刈り見たいだろうから、連れてきてやりたいとは思うけど・・・
このとおり早速ご指導が入ってます。
おれじゃなくてよかった( ̄▽ ̄)
 
黙って見てるんだったら連れてきてやるけど、
こんなふうに黙って見てられても困ります。
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おいおい、モミ積めねぇんだけど ( 一一)
 
こんな調子だから、今年は精神的にぐったりです orz
 
 
んで、昨日・今日の連休は、こしひかりの稲刈りにむけての準備です。
去年そそくさと作った乾燥機の集塵機ですが、乾燥機を入れ替えたのでダクトの径が合わないので
作り直しです。
 
これが去年つくったヤツ。
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それなりには集塵できたんですが、いまひとつでした。
 
今回はちょっと真面目に作って、こんな感じです。
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ダクトの径が大きすぎるんで、サイクロンはやめて湿式の集塵機にしました。
中はただ筒があるだけ。
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乾燥機からのダクトは、水面付近まで伸びててゴミを水面にたたきつける&水しぶきを上げるって感じです。
排気ダクトは短くて、天板からちょっと出るだけです。
 
なんだかちょっと動くとすんごくだるくて、2日かかってこれしかできませんでした(^_^;)
試運転まではやりたかったけど、残り4日間の朝仕事でやるしかないですね。
 
疲れました(^_^;)
おやすみなさいっすm(__)m
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